
今回は千葉県市川市にて破風板金の工事をさせて頂きました。
破風板金は、雨水をしっかりガードし、美しい外観を保つための必須アイテムです!
腐食に強く、メンテナンスも楽々♪デザインも豊富で、おしゃれな家づくりに役立ちます!
「破風(はふ)」という言葉を聞いても、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。今回は施工内容と共にご説明させていただきます。
破風板とは?
「破風(はふ)」とは、家や建物の屋根の一部で、屋根の端の部分を指します。具体的には、屋根の屋根板が外側に飛び出している部分で、家の側面にあたるところです。この部分は、屋根の角が壁と接する部分にあたります。
破風(はふ)の主な役割は、雨や風から建物を守ることです。屋根は上からの雨や風に対しては丈夫に作られていますが、横や下からの雨風には弱いという特徴があります。破風が設置されることで、屋根裏に雨や風が入り込むのを防ぎ、建物をより効果的に守る役割を果たします。
破風板が劣化してしまう理由は?
1.雨風による影響
破風板は屋根の端に位置しているため、風雨に直接さらされます。特に強風や大雨が続くと、破風板が水分を吸収したり、風で削られたりすることがあります。これにより、破風板が傷んだり、腐食したりします。
2.紫外線(UV)の影響
長期間にわたって太陽の紫外線を受けることで、破風板の表面が劣化し、ひび割れや変色を引き起こすことがあります。紫外線は木材や塗装の劣化を促進させる原因となります。
3.湿気
特に湿気の多い環境では、破風板が湿気を吸収しやすくなり、木材の場合は腐食が進みやすくなります。湿気による膨張と収縮を繰り返すことも、破風板の劣化を早める原因です。
4.木材の経年劣化
破風板が木材で作られている場合、時間が経つにつれて自然に劣化します。木材は湿気や気温の変化に影響を受けやすく、割れや反り、腐敗が進行することがあります。
5.塗装の剥がれ
破風板が塗装されている場合、塗装が剥がれたり、塗膜が薄くなると、木材や金属が外部環境にさらされて劣化が進みやすくなります。定期的な塗り直しが必要です。
破風板が劣化するとどうなる?
破風板が劣化すると、いろいろな問題が出てきます。まず、雨水が侵入しやすくなるのが一番の問題です。破風板が割れたり、隙間ができたりすると、雨水が屋根裏や壁に入ってしまいます。そうすると、木材が腐ったり、カビが生えてしまったりすることがあります。また、破風板は屋根の端を守っている大切な部分なので、そこが傷むと屋根全体の耐久性が下がってしまうこともあります。また、隙間ができることで虫や小動物が屋根裏や壁内に入ってくることもあります。これが原因で害虫が発生したり、予想外のトラブルが起こったりすることもあります。
こういった問題を防ぐためにも、破風板が劣化したら早めに修理や交換をすることが大切です。放っておくと、もっと大きな問題につながることがあるので、定期的にチェックしておくと安心ですね。

